世界一周について
まずは、私たちのプロジェクトに興味を持っていただきありがとうございます。最後まで読んでいただけると嬉しいです。
私たちは、山口県立徳山高等学校3年3組の女子高生2人組です。
高校を休学して世界一周することを決意しました。
名付けて‟世界一周JK”!!
((( It's a very 安易な名前付け )))
真ん中のいかにもモテそうな可愛い女の子ではなく、両サイドにいる the 日本人!って感じのふたりです。
ちなみに左が ‟ひな” 右が ‟まな” です。

世界一周決断のきっかけ
それは、夏休み前のある日のことでした。
いつものように塾に行くと、
金髪、チェーンの付いた眼鏡、金色の像が背中に大きく描かれた青色の民族衣装、とにかく独特なスタイルの変な人がいました。
まあ、その人が私たちの通ってる学習塾の塾長みかみ先生なんですけど(笑)
そして、先生が言ったんです。
「ひなこちゃん、まなみちゃん。ラオス行こうよ!」と、
それはもう満面の笑みで。
「え・・・・・・今・・・デスカ???」
そうです、何を隠そう私たちは受験生なのです。
受験生にとって天王山、勝負のときと言われる夏休み。
この時期に誘ってくるか!?とは思いつつ、ついつい興味を惹かれる私たち。
(とりあえず聞いてみるだけ、とりあえず聞いてみるだけ……)と自己暗示をかけながら話を聞いてみました。
結論を言います。
結局私たちは「スピードボート」に惹かれて東南アジアへの旅を決意しました。
金色ヘアーの巧みなプレゼンにまんまと乗せられて(笑)、スピードボートに乗せられたんです。
スピードボートとは、6か国も流れる東南アジア最長の川、メコン川を時速80kmで8時間かけて渡る小船のことです。
惹かれた理由はたくさんあります。
でも、私たちの心を動かした最大の理由は、
‟アジアっぽい!!!!″ ということです。(笑)
(無論、日本もアジアではありますが、)日本じゃ絶対できないじゃん!
旅行に行く私らしかできないじゃん!!
こういった特別感というか、人ができないことをしたいという想いをとても強く持っていたのだと思います。
こうして私たちは、東南アジアへと出発することになりました(受験生なのに)。
この旅で、私たちはとにかく"アジアっぽい”ことを追求しました。
ナイトマーケットで民族衣装を買ってみたり、マホト(象使い)の免許を取って、メコン川に振り落とされてみたり、トゥクトゥクを乗り継いでみたり、、、ここでしかできないことをたくさんしました。
これが楽しくてしょうがなかった!!!
1週間の旅の間ずっと、「アジアっぽい!!っぽい!!」と叫んでました(ぽいも何も実際そうなんですが)。
異国の地は、ただぼーっと歩いているだけでも刺激を受けます。
それに加えて、自分たちからどんどんやっていくもんだから、今日の出来事、見た街の風景、出会った人たち、これらを処理するのに精いっぱいで、疲れてないと思っていても、毎日ホテルで放心状態でした。
勿論、楽しいことだけではなく、現地に来て初めて実感できた、悲しい現実もありました。
全部含めて間違いなく、生きてきた中で一番濃い7日間でした。
そして、世界中の誰よりも幸せな7日間でした。
さて、この旅の中で「世界一周」というぶっ飛んだワードが出たのは、なんと帰りの飛行機を待つ空港での会話の中でした。
ルアンパバーンというラオスの街が好きになりすぎて、ここの大学に行くことまで真剣に考えた私たち。
そして出てきた「世界一周してみたいな」という一言。それに対する「いいやん!したい!しよう!」という返答。
初めはこんな感じで世界一周が決まりました。軽いですね(笑)
良く言えば、深く考えすぎず、行動力があるのが私たちのいいところです。
悪く言えば、安易とも言いますが、、、
そこから、猛スピードで世界一周について調べ始めました。
世界には想像していたよりもたくさんの日本人バックパッカーがいること、性別・年齢を問わず、世界を見たい!世界に行きたい!と思っている人がたくさんいること、バックパッカーの方々がキラキラしていること、たくさんのことを知りました。
そして、世界を回っていろいろなことを身体で学びたいという気持ちが、ますます加速していきました。
また、調べていてあることが分かりました。
「日本には、まだ世界一周をした女子高生がいない」ということ。
このことも、私たちの世界一周への想いを強くしてくれました。
今回の旅行は、間違いなく私たちの人生を変えてくれました。
この旅行がなければ、世界一周なんて思うことはなかったと思います。
しかし、今この時期に行くことに、不安はたくさんあるし、
この選択が吉と出るか、凶と出るかはまだ分かりません。
でも、きっかけはいつ・どこにあるのか、わからないものです。
私たちは、今しかできないかもしれないこのチャンスを絶対に逃したくないです。
日本で初めて、女子高生で世界一周するなんて、
私たちにしかできないかもしれない。
そう思ったのがきっかけでした。
世界一周の目的
私たちが世界一周中にしたいこと
大きく言うと
「日本と世界をつなげる」(でかすぎ)
具体的には
・まず第一に、私たちが現地の人と交流したりして、現地の情報を身をもって学ぶ。
・その現地の情報や、現地での生活を日本にいる人にSNSやYoutubeで発信していく
(例えば、街の雰囲気、治安、食事、宿についてなど)
・日本について海外の人に伝える
(例えば、日本語、日本の文化など)
そして、旅をしながら私たちの地元である山口県や周南市、徳山のことも発信していく予定です。
これについては、別の場所に詳しく書きます。
具体的な方法として今あるのは、Touyamapという地元の情報発信のサイトでライターとして、記事を書かせていただきます。
伝えたいこと
私たちが世界一周に惹かれたのは、今回の旅のなかでもやはり、現地の人との関わりが大きかったと思います。ここでは語り尽せませんが、旅の途中での人との出会いはとっても素敵なものでした。
そして、そこでしかできないこと、そこでしか知れないこと、そこでしか感じられないこと、
こういった私たちが経験したこと、身をもって受けた感覚、感動を、もっとたくさんの人に伝えて、知ってほしい、共有したい、そんな想いで私たちはこのプロジェクトを立ち上げました。
そして、こんなことも思っていただけたら、、、と考えています。
女子高生にもできるんだから、私/俺にもできる!!
世界一周だけに限らず、その人その人それぞれのやりたいことに出会ったとき、
どんなことでも、私たちを見て、チャレンジしようと思う人が一人でもいてくれたらいいな、
今度は、私たちがそのきっかけになりたい、と思っています。
「ただやりたいから」で、なんでも出来るわけではない。
何かをするには絶対に自分の力だけでは不可能なことがほとんどです。
でも、自分の強い意志、そして応援してくれる人、協力してくれる人、そういった環境があるならば、
自分の指針をもってチャレンジしたらいい。
まだまだ人の助けがないと何もできない私たちが言うのはおかしいかもしれないけど、
今やりたいことは、今やるべき。
これは何でもわがままにやればいいという意味ではないです。
一度きりの人生は自分のものだから。ハングリー精神は大事だということ。
今じゃなきゃダメ、とか、今じゃなくてもいい、というのは誰にも言い切れない。
ただ、後悔は死ぬほどできる。
口では何とでも言えるし、簡単なことではないことは重々承知ですが、
もし、やりたいことをできる環境があるなら、挑戦の道を選んでほしいです。
小生意気なこと言ってすみません(笑)
これが私たちの伝えたいことです。
世界一周のルート
予定は以下です。ハイスピードJK40ヶ国(変更の可能性はあります)。
日本→韓国→台湾→ベトナム→ラオス→カンボジア→マレーシア→インドネシア→タイ→カンボジア2→タイ2→ミャンマー→インド→ネパール→インド2→イラン→トルコ→ジョージア→アゼルバイジャン→アルメニア→トルコ→ブルガリア→マケドニア→アルバニア→モンテネグロ→クロアチア→ボスニアヘルツェゴビナ→セルビア→ハンガリー→オーストリア→チェコ共和国→ポーランド→ドイツ→フランス→スペイン→モロッコ→アルゼンチン→ウルグアイ→ブラジル→パラグアイ→ボリビア→ペルーエクアドル→アメリカ→JAPAN